第53回東北鍼灸学会学術大会青森大会開催のご案内

第53回東北鍼灸学会学術大会
学会頭 橋本 博明

 この度、新元号令和となり最初の東北鍼灸学会がこの青森県八戸市で開催されますこと、誠に光栄に存じます。 開催にあたり、沢山の皆様から沢山のお力添えを頂きました。心より御礼申し上げます。私達を取り巻く環境が変化していく中で、今、日本の鍼灸が抱えている問題や、それらを解決するために今私達がすべきこと、その先にある可能性をそれぞれが理解して活動していく必要があると考え、大会テーマを『鍼灸師の可能性と課題』と致しました。これらの事について最前線でご活動をされている山下仁先生と増山祥子先生をお迎えし、ご講演いただきます。一般口演のテーマを「膝」とし、各県の先生方に発表を御願い致しました。膝に関しての鍼灸治療を掘り下げて勉強する機会になればと思います。
今大会を通して、鍼灸師の抱える課題をしっかりと受け止め、更なる可能性の広がりを感じていただければと思います。皆様お誘いあわせの上、ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

 ≪特別講演のご紹介≫

特別講演Ⅰ 『緩和ケアにおける鍼灸の役割』

    森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科
    森ノ宮医療大学鍼灸情報センター
    准教授 増山 祥子 先生

【講演内容】
 私達鍼灸師は緩和ケアの分野において何が出来るのでしょうか。そしてどの様な知識が必要で、死を意識している患者さんとどう向き合って行けばよいのでしょうか。
 増山先生には、大阪急性期・総合医療センター緩和ケアチームおよび医療法人協和会千里中央病院において試行されてきた緩和ケアとしての鍼治療のデータや国内外で示されているエビデンスの現状、更に重篤な患者に対して鍼治療を行う際に必要となる注意点や診療ガイドラインの記載内容などをお話ししていただきます。

増山祥子先生ご略歴
 北東北東洋医療専門学校卒業後、橋本針灸院に見習鍼灸師として弟子入り。筑波技術大学保健科学部附属東西医学統合医療センター臨床研修を経て人間総合科学大学大学院人間総合科学研究科修了・修士(心身健康科学)取得。森ノ宮医療大学保健医療学部鍼灸学科助手、同助教、同講師を経て現在、同准教授。
 公益社団法人全日本鍼灸学会国際部員、日本の鍼の臨床試験の評価、および千里中央病院(2011~2017), 大阪急性期・総合医療センター(2015~現在に至る)での臨床活動に従事している。

特別講演Ⅱ 『診療ガイドラインから見えてくる日本鍼灸の可能性と課題』

    森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科
    森ノ宮医療大学鍼灸情報センター
    教授 山下 仁 先生

【講演内容】
 診療ガイドラインという単語は、鍼治療の推奨度が上がっている疾患がいくつか出てきている事もあり、最近よく耳にする単語の一つだと思います。
ではガイドラインが私達鍼灸師に及ぼす影響はどこまで認知されているでしょうか。今回山下先生には、ガイドラインとは何か、そして、それらを取り巻く環境や、鍼灸がどの様に関わっているのか、これからどの様な事が私達鍼灸師に必要になってくるのかを具体的な例を挙げながらご講演していただきたいと思います。

山下仁先生ご略歴
  1987年    明治鍼灸大学鍼灸学部鍼灸学科卒,鍼灸師
  1987~1992年 愛媛県立中央病院東洋医学研究所 技師
  1992~2006年 筑波技術短期大学(2005年~筑波技術大学)助手
  1999~2002年 英国エクセター大学補完医学研究室 客員研究員
  2002年    博士(保健学)(東京大学)
  1999~2003年 東京大学医学部家族看護学教室 客員研究員
  2007~2013年 森ノ宮医療大学保健医療学部鍼灸学科 学科長・教授
  2011年~現在 森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科研究科長・教授
  2014年~現在 森ノ宮医療大学鍼灸情報センター センター長・教授
全日本鍼灸学会監事、エビデンスに基づく統合医療研究会副理事長、日本東洋医学会代議員、Integrative Medicine Research編集委員、Complementary Therapies in Medicine編集委員、日本統合医療学会誌編集委員、Korean Journal of Acupuncture編集委員など

第53回東北鍼灸学会学術大会青森大会

大会テーマ 『鍼灸師の可能性と課題』

期間  令和元年8月31日(土)・9月1日(日)
会場  八戸グランドホテル
主催  東北鍼灸学会/一般社団法人青森県鍼灸師会
後援  公益社団法人日本鍼灸師会
     全日本鍼灸学会東北支部
     東北青年ブロック

大会プログラム

8月31日(土)  受付:13:15~
  開会式:14:00
  一般口演  14:15~15:15
    第一席 膝痛の解消のための膝の完全伸展へのアプローチ
          演者 箱岩 義郎(福島県)  座長 白井 和弥
    第二席 保存療法(鍼灸治療など)で寛解した変形性膝関節症
          演者 高瀬 伸哉(山形県)  座長 平田 朋子
    第三席 膝の風寒証治療の一例
          演者 小林  巌(宮城県)  座長 賀川 秀眞
  特別講演Ⅰ 15:30~17:00(全日本鍼灸学会認定C講座)
      『緩和ケアにおける鍼灸の役割』
        森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科
        森ノ宮医療大学鍼灸情報センター
        准教授 増山 祥子 先生

9月1日(日)
  東北鍼灸学会総会:8:45~
  特別講演Ⅱ  9:30~11:00(全日本鍼灸学会認定C講座)
    『診療ガイドラインから見えてくる日本鍼灸の可能性と課題』
        森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科
        森ノ宮医療大学鍼灸情報センター
        教授 山下 仁 先生
  一般口演  11:15~12:15
    第4席 膝痛の一症例     
           演者 増田 明菜(青森県)  座長 橋本 博明
    第5席 膝の痛みを訴えた陸上選手の一症例
           演者 設楽 雄介(岩手県)  座長 戸﨑 幸治
    第6席 半月板損傷に対する鍼灸治療の一症例
           演者 高橋  明(秋田県)  座長 矢野  仁

参加費・申込方法

   事前申し込み  当日申し込み
 会 員  8,000円  9,000円
 一 般  10,000円   11,000円
 学 生  1,000円   3,000円
 懇親会  6,500円  -
 学会誌のみ 3,000円 

※会員とは(公社)日本鍼灸師会会員と(公社)全日本鍼灸学会会員の方です。
※学生の方は、当日学生証をご提示ください。
 指定用紙のない場合、郵便局備え付けの振替用紙にご記入の上、お申込み下さい。
 申込期日を過ぎた場合は、当日申し込みの金額を受付でお支払いください。
  口座番号    02230-9-143781
  加入者名    第53回東北鍼灸学会学術大会
  事前申込期日  令和元年8月10日(土)

◆会場のご案内◆ ここをクリック(pdf)

お問い合わせ先

第53回東北鍼灸学会学術大会青森大会事務局
〒031-0075 青森県八戸市内丸1丁目5-27 橋本針灸院内 担当:竹田
TEL/FAX 0178-22-2031  E-mail hashihari898989@ozzio.jp